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元東映プロデューサー田中憲吾の芸能界回顧録ブログ

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プロデューサー時代の俳優女優さんとの交流記録や

時代劇・ドラマの制作秘話など芸能界の裏話エピソードをつづったブログ

生稲晃子さん


実は先日、 歌手・女優の生稲晃子さんに 5月22日に滋賀県八日市文化芸術会館にて開催された 「第6回 ”心臓病”で命を落とさないために」という市民公開講座に特別出演者として、 『5度の手術と乳房再建 1800日 その戦い』 というタイトルでご講演いただきました。 http://yokaichi-bungei.com/event/001115 生稲さんに、乳がんの体験を経験者の視点でお話をいただき、とても貴重な会になりました。 私も約30年前に脳の大きな病気をしまして、 滋賀県の日野中央記念病院の相馬理事長に命を助けていただきました。 理事長の後輩の脳外科の先生に8時間半の手術をしてもらい、その間理事長もずっと立ち会ってくださいました。 相馬理事長との出会いは、その当時高橋英樹さん主演の連続ドラマ「京都かるがも病院」で、 京都の病院を舞台に撮影をさせて頂いたのがきっかけで公私ともにお付き合いさせていただくようになりました。 私にとっての命の恩人です。 その相馬理事長から、突然連絡があって、 「憲吾ちゃん、今度八日市文化芸術会館で市民講座をやるけれど、生稲晃子さんに講演を頼んでもらえないかな? 彼女は乳がんで5度の手術をして1800日も苦しんだそうで、その体験談を話していただきたいんだけれど」 と依頼されました。 早速、連絡して講演会を開催したのですが、 大勢のお客様が来られました。 私は男ですから乳がんの苦しみをすべては分かることはできませんが、 旦那様と今7歳の娘さんとの夫婦愛、親子愛を知って、 私も子供が4人おりますので、自分の家族と重なって涙がでてきました。 生稲さんがステージに入場されるときの拍手も大きかったですが、 講演が終わって退場されるときの拍手は、ことさらに大きくすごいものでした。 生稲さんは六本木駅のそばで鉄板焼き佐吉を経営されているそうなので、 私も家族と一緒に行く予定です。 講演中も薬の副作用で顔に汗をかいておられ、 身体にムチ打って、乳がんの恐ろしさ、夫婦愛・親子愛の素晴らしさを伝えてくださり、大変感激しました。 今後も、ドラマ、バラエティーと身体に気をつけて頑張っていただきたいです。 相馬理事長からも「憲吾ちゃん、ありがとう」 と喜んでもらい、私も少しは恩返しができたかなぁと嬉しく思いました。 素晴らしい講演会でした。



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